星野仙一監督が難病、長期休養も 佐藤コーチが代行 2014年5月27日asahi.comより
プロ野球の楽天は27日、腰痛の悪化のため前日のヤクルト戦を休養した星野仙一監督(67)の病状が、国指定の難病である胸椎(きょうつい)の黄色靱帯(じんたい)骨化症と、腰椎椎間板(ようついついかんばん)ヘルニアであると発表した。当面は休養に専念し、佐藤義則投手コーチ(59)が監督代行を務める。復帰時期は未定。
黄色靱帯骨化症は、背中の靱帯が骨のように硬くなり、神経を圧迫して下半身にしびれや痛みを引き起こす。重症になると歩行が困難になる可能性もある。
星野監督はグラウンドを歩く足元がおぼつかなく、いすに座る際には顔をしかめていたこともあった。星野監督は「迷いもあるが、選手にあんな姿を見せてはいけない。申し訳ない。でも、このままでは終われない。絶対に復帰する」と語った。
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楽天の星野監督が、胸椎黄色靱帯骨化症と、腰椎椎間板ヘルニアで、長期休養をよぎなくされたとのこと。とくに、黄色靱帯骨化症は、国の特定疾患に認定されています。難病ですが、一日も早い快復をお祈りいたします。 ここで、黄色靱帯骨化症について少し説明したいと思います。黄色靱帯というのは、背骨の椎弓をつないでいる靱帯で、これが骨化、つまり骨のように固く厚くなると、場合により脊髄の神経を圧迫したり、傷つけたりしてしまうのです。始めは無自覚でも、圧迫が進めば、手足がしびれたり、歩きにくくなったりします。現在、骨化された靱帯を治す薬はなく、保存療法で改善しない場合、脊柱管を拡げるか椎弓を切除するかなどの手術で改善をはかります。
ちなみに、靱帯の骨化がある方には、骨格矯正などのカイロプラクティックはおすすめできません。骨化した部分に強い衝撃を加えること悪化することがあるからです。ただし、周りの筋肉の張りや凝りがとてもひどく、軽めのほぐしその筋肉を緩め、結果、痛みやしびれが軽減されるのをご本人が実感するのであれば、整体でまったく何もできないというものでもありません。
椎間板ヘルニアについても同じです。椎間板をつぶしてしまうほどの負荷を周りの筋肉で掛けてしまっているならば、そこを緩めることによって、ヘルニアによる坐骨神経への圧迫を減らせる可能性があります。もちろんヘルニアが進行・重症化し、触っても何しても痛いということになれば、整体のしようがありませんので、できるだけそうなる前の早期の段階で、整体を受けることをおすすめします。
それにしても、星野監督の治療方針はどうなるのでしょうか?手術をせず、痛み止めをしながら、コルセットをつけて安静にして自己回復を待つのか、ある程度のリスク(後遺症等)を覚悟の上で手術に臨むのか。早めの手術が功を奏す場合もあれば、手術の結果が芳しくなく、後悔するケースもゼロではありません。どちらを選択するのか難しい問題だと思います。私も、腰はもともと丈夫なほうではないので、星野監督の治療法に関心を持ちつつ、もし自分が同じ病気かかった時の参考にしたいと思います。
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